ボートレーサーに聞いてみた
ボートレースってどんなスポーツ?ボートレーサーにはどうやったらなれる?ボートレースに興味がある人や、ボートレーサーになりたい人へ、ボートレースの面白さとともにボートレーサーの魅力もご紹介!
現役レーサーが少ない都道府県の出身レーサーに
ボートレーサーを目指したきっかけなどの気になる質問を
一問一答形式でご紹介 !!
現役レーサーに聞いてみたい、
ボートレーサーになる前・なった後の気になる質問を
一問一答形式でご紹介 !!
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北海道釧路市出身
孫崎 百世
元プロスキーヤー・看護師
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長野県長野市出身
金児 隆太
元オートバイレーサー
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新潟県新潟市出身
生田 波美音
16歳でプロデビュー!
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富山県富山市出身
今井 美亜
カヌー国体3位
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千葉県市川市出身
渡邉 雄朗
公認会計士レーサー
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沖縄県西原町出身
中尾 彩香
双子姉妹レーサー
登録第5144号
中尾 彩香NAKAO SAYAKA
出身地:沖縄県
生年月日:2001.06.07
登録期:126期
支部:福岡
- ボートレーサーを目指したきっかけは?
- 中学3年生の時に沖縄で竹井奈美選手、植木通彦(元選手・現ボートレースアンバサダー)さんが実施されていたボートレースセミナーに母に連れて行ってもらい、ボートレーサーという職業を知り、目指しました。
- 学生時代はどんな事に打ち込んでいましたか?
- 姉妹揃って中学高校、部活動でバレーボールをやっていました。
- ボートレースに馴染みのない県ゆえの苦労やボートレース場が周囲にないことでの苦労は?
- 養成所に入所した時はボートレースをやるという事に実感があまり持てませんでした。入所するまではペアボートなども全く乗った事がなかったし、ボートの事が全くわからない状態でした。養成所の受験時に一回だけ福岡のボートレース場に行っただけでレースなども動画などでしか観る事がありませんでした。
- 養成所での生活・行事・訓練の中で一番思い出に残っているのは?
- 訓練面だと、ボート操縦などが一番思い出に残っています。行事面だと遠足で川下りをしたことが一番記憶に残っています。
- ボートレーサーの魅力・やりがいは?
- 魅力は自分の実力次第で稼げることです。やりがいは努力した分だけ成長できることや、その成長が次のレースに活かせることです。
- ボートレーサーになって良かったなと思う時はどんな時ですか?
- レースで上位になった時や、前の失敗を次の機会で修正できた時。ボートレースは楽しくて乗っているのに、給料も貰えることです。
- 初めての賞金の使い道は?
- 1人暮らしをはじめていたので生活費になりました。2回目の賞金は通勤の時に使うかばんを買いました。
- 姉妹でボートレーサーとなりましたが、姉妹でどのようなボートレースの話をしますか?
- 自分のレースを見てどう思ったかを言ってくれたり、先輩の凄いと思ったターンやレースの話などします。
- 初1着を5月22日に達成しましたがどのようなお気持ちでしたか?
- 初めて1マークで1着の位置に出られ実感がわかなかったのですが、道中で絶対に抜かれないように走ろうという気持ちでした。
登録第4748号
渡邉 雄朗WATANABE TAKERO
出身地:千葉県
生年月日:1986.05.01
登録期:112期
支部:東京
- ボートレーサーを目指したきっかけは?
- 前職(公認会計士)からの転職を考えていた際に、趣味で通っていたジムのトレーナーがオートレーサーを目指していることを知りました。それが同時にボートレースを知るきっかけとなり、ボートレーサーを目指しました。
- 学生時代はどんな事に打ち込んでいましたか?
- 幼少期から様々なスポーツを経験していました。小学校低学年まで相撲/小学校高学年にかけてサッカー/中学時代は野球/高校ではハンドボール/大学ではボクシングと幅広い競技を経験しスポーツの楽しさを学びました。そして大学三回生からは公認会計士の試験勉強に打ち込み学業の面でも充実していました。
- ボートレーサーを目指した時の周りの反応は?
- 必死な思いをして取得した会計士の職を捨ててレーサーを目指したいと両親に伝えた時は猛反対されました。時間をかけ自分の気持ちを理解してもらい一度だけのチャンスと約束し、退職した上で試験を受けました。
- 養成所での生活・行事・訓練の中で一番思い出に残っているのは?
- 厳しい訓練の中での遠足や月に一度の外出日には本当に救われました。しかし一番の幸せのひと時は卒業式の日でした。
- ボートレーサーになって良かったなと思う時はどんな時ですか?
- 結果を出した時には注目を浴びて気持ちがいいです。稼ぎたいと思えば鍛錬すれば稼げますし、仕事に対してのモチベーションを自分でコントロールできることは良いと思います。珍しい職業でもあるため興味を持ってもらいやすく、人脈が広がりやすかったり得している面もあると思います。
- 前職や特殊な経験が活かされたと感じる時はどんな時ですか?
- 前職では目上の方とコミュニケーションをとることが多く、そこで得られたコミュニケーション能力のおかげでたくさんの先輩と仲良くなれたので無駄ではなかったと思います。
- 初めての賞金の使い道は?
- 家族の猛反対を押し切ってレーサーになったので、特に両親への恩返しはしたいと思っていました。デビュー戦では全く稼げませんでしたが、稼いだ賞金で家族にお寿司をご馳走しました。
- 2020年のボートレース戸田の初優勝の当時の心境とその後のご自身の中で変わったことはありますか?
- ボートレース戸田での初優勝は「やっとか…」といった心境でした。周りの同期が次々と優勝していく中で取り残された感じと悔しさがずっとあったので、安堵の気持ちが大きかったです。初優勝後は肩の荷が降りたように気持ち的に楽になり余裕が生まれました。
登録第4611号
今井 美亜IMAI MIA
出身地:富山県
生年月日:1990.08.14
登録期:106期
支部:福井
- ボートレーサーを目指したきっかけは?
- 高校時代にカヌー部に所属していて、特になりたい職業もなかったときに勧められて、同じ水の上ということもあって親近感と興味が湧き、ボートレーサーを目指しました。
- 学生時代はどんな事に打ち込んでいましたか?
- 中学時代はソフトボール、高校時代はスプリントレーシングカヌーでキャプテンを務め、国体3位の成績を収める事が出来ました。
- ボートに馴染みのない県ゆえの苦労やボートレース場が周囲にないことでの苦労は?
- ボートレースが身近にないので周りの友達には私が何をするのかあまりわかってもらえず、今も私が何をしてるかあんまり分かってない友達も多いです(笑)
- 養成所での生活・行事・訓練の中で一番思い出に残っているのは?
- 私もほぼボートレースのことを知らずに養成所に入ったので全てのことが分かりませんでした。そもそもどういう競技で何をしなければいいのかわからなかったので、一年という短い期間でプロになるために毎日必死に課業に取り組みました。毎日必死だったことだけ覚えてます。
- ボートレーサーの魅力・やりがいは?
- 人生が変わりました。何も取り柄のない私が努力次第でプロのスポーツ選手になれて、お金を稼げて、沢山の人に「ありがとう!」と言ってもらえることです。
- ボートレーサーになって良かったなと思う時はどんな時ですか?
- ファンの方から、一着をとれたときに、「おめでとう!」と言ってもらえることです。本当にレーサーになれて良かったなと思えます。
- 前職や特殊な経験が生かされたと感じるときはどんな時ですか?
- 高校の時のカヌー部の時に培った体幹やバランス感覚は活かされてると思います。
- 2019年PGI第8回クイーンズクライマックスの初出場、初優勝を振り返って、優勝当時の心境とその後のご自身の中で変わったことはありますか?
- 目標にしていたタイトルをとれたのですごく嬉しかったのと、何よりもたくさんの人が「おめでとう!」と言ってくれたことが嬉しかったです。また、ここの舞台に立ちたいと思いました。
登録第5094号
生田 波美音IKUTA HAMINE
出身地:新潟県
生年月日:2002.09.02
登録期:124期
支部:東京
- ボートレーサーを目指したきっかけは?
- 小学校低学年の時に父からボートレーサーという職業を教えてもらったのがきっかけでした。最初は全く別の夢がありましたが、高学年になる頃にはボートレーサーになりたいと思うようになっていました。
- 学生時代はどんな事に打ち込んでいましたか?
- 小学校では水泳、習字、空手、剣道、中学校の部活でソフトテニスをやっていました。
- ボートレーサーを目指した時の周りの反応は?
- 家族はすごく応援してくれました。やるなら最後までやり遂げろと背中を押してくれました。友達や知り合いにボートレースを知らない人が多かったので驚かれました。
- 養成所での生活・行事・訓練の中で一番思い出に残っているのは?
- 月に一度の外出日はとても楽しかったです。他にも遠足があったりBBQする行事もありました。訓練では勉強など大変なこともありましたが、ボートに乗ることが楽しかったです。
- ボートレーサーの魅力・やりがいは?
- 未経験でも1年間の訓練でプロになれるところです。仕事と休みのメリハリがあることと、レースで結果を出せたらとても嬉しいしやりがいを感じます。頑張れば頑張った分、収入にも繋がりますし達成感もあります。
- ボートレーサーになって良かったなと思う時はどんな時ですか?
- 見える世界が大きく変わり、大変だと思うこともありますが毎日とても充実しています。ファンの方からの声援も励みになりますし普通の生活をしていたらそんな経験をすることはできないと思うので、ボートレーサーになって良かったなと思います。
- 前職や特殊な経験が生かされたと感じるときはどんな時ですか?
- 普通の中学校生活しか送っていたかったので、ボートレーサーになって大きく人生が変わりました。逆に何も知らなかったので1年間の訓練に耐えられた部分もあると思います。選手になってからは社会人として学ぶことが今も沢山あります。
- 中学校卒業後にボートレーサーを目指すことを決めた、最後の決め手は何ですか?
- チャンスがあるなら全部を賭けてみようと思っていたので、15歳からチャレンジしようと思いました。試験に落ちても合格するまで受けるつもりだったので、中学校を卒業してすぐに入れるとは正直思っていませんでした。
- 2021年のフレッシュルーキーに選ばれた心境はいかがですか?
- 選んで頂けてとても嬉しかったですし、もっと頑張って成績を上げていかなければならないと思いました。ですが前期は全く成績を上げられず悔しい結果で終わってしまったので、自分の弱点を克服できるようにもっと努力していかなければならないと思っています。
登録第4888号
金児 隆太KANEKO RYUTA
出身地:長野県
生年月日:1987.09.15
登録期:117期
支部:群馬
- ボートレーサーを目指したきっかけは?
- 僕はもともとスーパーモトというバイクのレーサーでした。20歳の時に静岡県の浜松のチームの先輩に、体が小さいし体重も軽いからボートレーサーになってみたらどう?と言われました。ただ、その時はバイクのレースに一生懸命だったので話はそれで終わリました。26歳になった時に、まだバイクのレーサーも続けられたんですけど、将来を考えた際、20歳のころボートレーサーを薦められた事を思い出して、調べたらちょうど募集をしていたので応募しました。
- 学生時代はどんな事に打ち込んでいましたか?
- 中学3年まで部活で剣道をやっていました。それと同時にスーパーモトというバイクのレースをプロ目指して一生懸命やっていました。高校時代はバイク一本でやっていました。
- ボートレーサーを目指した時の周りの反応は?
- バイクでの成績が良かったので、「辞めるのは勿体ないんじゃない?」という声もありましたが、最終的には「がんばってね!」とたくさん応援をしてもらいました。こんなにたくさん応援してもらったから、ちゃんと養成所を卒業してボートレーサーにならなければと思いました。
- 養成所での生活・行事・訓練の中で一番思い出に残っているのは?
- 養成所は本当に厳しかったです。でもそんな中でも同期といると楽しかったです。家族みたいな存在です。僕は気持ちは20歳でいたんですけど、27歳で入所して歳が上のほうでした。かたや16歳くらいの子もいて歳の差がすごいありましたがみんな友達のように接してくれて嬉しかったですし、一緒にいると本当に楽しかったです。
- ボートレーサーの魅力・やりがいは?
- 高収入は魅力です。やりがいは、僕は小さいころからずっと勝負、レースが好きでした。周りの人の目や評価とかではなくレースの結果次第で収入も変わるし、1番になったら誰もが認めてくれる。他のスポーツでは、納得いかなかったりこんなに努力してるのに認められない、そういうことがあると思うんです。でもレースは1番にゴールしたら誰もが認めてくれるのでそれが魅力でもありやりがいでもあります。
- ボートレーサーになって良かったなと思う時はどんな時ですか?
- 小さいころから好きだったレース(勝負の世界)の中で長く生きていけるというのはボートレーサーになって良かったなと思います。
- 前職や特殊な経験が生かされたと感じるときはどんな時ですか?
- スーパーモトというバイクのレースの経験は、エンジンの構造や調整に生かされていると思います。エンジン自体は別物なんですが、基本構造は共通なので・・・パソコンを初めて触るとわからないと思いますが、WindowsからMacに変えた時はなんとなくは分かる。そんなイメージですね。
- 28歳でデビューし、オールドルーキーとして話題になりましたが、年齢の差など感じる事はありますか?
- 同期など皆仲良くしてくれるんで、特に感じないです。同期の中で精神年齢1番若いんで!(笑)
登録第4941号
孫崎 百世MAGOSAKI MOMOYO
出身地:北海道
生年月日:1988.10.23
登録期:119期
支部:滋賀
- 学生時代はどんな事に打ち込んでいましたか?
- 中学校はスキー、高校は海外にいたので旅行とスキーです。看護学生時代にはスキーでスポンサーが付き、ご提供いただいたスキー板やウェアを着用して滑ってました。
- ボートに馴染みのない県ゆえの苦労やボートレース場が周囲にないことでの苦労は?
- 北海道出身ということで苦労したことはないです。むしろ、北海道出身のボートレーサーが少ないのでいろいろな方にたくさん話しかけてもらえます。北海道コンサドーレ札幌さんのパートナーアスリートも務めさせていただいて、有難いかぎりです。
- ボートレーサーを目指した時の周りの反応は?
- 周りの反応はやはりみんなびっくりしてましたけど、「らしいよね!」といって応援してくれました。看護師を辞める時もたくさんの同僚からエールをもらいました。
- 養成所での生活・行事・訓練の中で一番思い出に残っているのは?
- 辛い思い出はすべて忘れてしまっているので、残っている思い出は同期と過ごした楽しい日々です。教官の目を盗んでちょけたりふざけたりしてました。
- ボートレーサーの魅力・やりがいは?
- やりがいはあります。努力した分だけ身になる仕事ですので日々勉強、日々集中です。
- 前職や特殊な経験が生かされたと感じるときはどんな時ですか?
- 目の前で事故が起こった時に助けられるよう看護師としての知識も常に更新しておきたいと思っています。あとは、看護師をしていてもボートレースをしていても諦めないことが大切ということを学ばせてもらってます。また、スキーで培った経験が、レースのスピード感や体の使い方に生かされていると思います。
- 初めての賞金の使い道は?
- 初めての賞金の使い道は普通に生活費になりました(笑)
- 27歳でレーサーを目指すにあたり何か不安、悩みなどはありましたか。
- 特にありませんでした。チャンスと思って頑張りました。向上心があれば年齢は関係ないと思います。